タイムトラベル銭湯 門前温泉

前回のあらすじ

 

竹:「ニラと唐揚げが美味しかったので、次は風呂に行くか」

 

 

懐かしのラーメン屋さんに行った話

 

今回の舞台、門前温泉

 

 

門前温泉

 

深夜2時まで営業している。どれだけ残業しても開店している大徳寺付近の神施設。

 

 

タイムトラベル銭湯

 

 

 

 

一般的な銭湯サウナってのは

 

・何も流れてない
・テレビ

 

の2パータンが多い気がするが、ここの銭湯はサウナは有線で音楽が流れている。

 

 

 

この選曲が絶妙にいい

 

古い曲から新しい曲までランダムで曲を流してくれる
(ちなみにここの新しい曲は2010年位の曲を指す)

 

昭和歌謡から平成のポップソングまで、年代でいえば幅広い曲がチョイスされているので
参加者は1曲およそ5分、その時代と向き合う作業をする。

 

 

 

これがめちゃめちゃ心のデトックスになる。

 

 

音楽ってのは、大抵その時の記憶も紐付けてインプットされるものなので、
簡単にタイムトラベルができるというシステム。

 

もちろん知らない曲やまだ自分が生まれていない曲が流れることもあるが、
昭和歌謡に気持ちを乗せてノスタルジーが気分になったり
本当に知らない曲ならクールタイムとして、水風呂を活用すればいい。

 

 

今宵はどんな気持ちになるのか…

 

 

 

1曲目

 

渡辺真知子 迷い道

カバーソングを聴いたことがあるけれど、本人のやつは初めて遭遇。

情緒のある歌詞なのに、最終的に『迷い道をくねくね』で締めるパワープレイ。

 

2曲目

 

大塚愛 さくらんぼ

 

小学6年から中学生になる中途半端な時期にこの曲を知る
当時クラスの女子がMVみたいに自転車2人乗りするのが理想と語っていた曲。

 

現代では法律的に2人乗りは禁止されていたはずなので、
その夢が既に叶ったかどうかは知る由もない。

 

 

 

 

読んでる人の中には『さくらんぼ』という曲をもしかしたら知らないかもしれないが
あれです、にゃんこスターの曲。

まさかお茶の間で、もう一度輝くとは思わなかったが
今の中高生はこの曲を竹村世代でいう布袋寅泰のスリルくらいの知ってる感なんだろうな…

 

 

長い表現

※ちなみにこの時期の週刊少年ジャンプは
テニスの王子様の主人公越前リョーマが
急に英語で”まだまだだね”と言いはじめた時期であり
この貴重な記憶も取り戻すことができた。

 

 

 

3曲目

 

AKB48 会いたかった

 

 

竹(心):『AKB48は今となっては知られてるグループだが
多分この曲がリリースされたときは知ってる人は少数派だったんだろうな、
そう考えたらこの曲を収録しているとき
この人たちはどんな気持ちで歌ってるんだろう?
既にセカンドキャリアとか考えてる所なんかな」

 

 

 

そんな気持ち悪いことを考えながら汗を流す
(このジャケット形式にすると今峯岸しか残ってない、山本昌かよ)

 

 

竹:「前田敦子」

 

 

AKB旋風が巻き起こったのは大学生くらいで握手券の導入期でもある。
そんなに興味がなかったが、多分男子大学生の3割は握手をしに行ってた気がするからすごい
今思うとアイドルが同世代の時期なんてものは極端に短いから握手しに行ったら良かったらと少し後悔を感じる。

 

 

前田敦子は同い年なのですが、
竹村が大学生でアルバイトしてる間にテレビに出まくって
家がなくなった間に卒業して
やきいも売ってる間に結婚して

 

 

前田敦子という人間の人生がどんどん進行しているのが感慨深い。
30年後にお客さんとして来たら、ぜひ人生設計の感想戦がしたい所。

 

 

乃木坂の年齢は10歳くらい年下と思うから、
そんな人たちと握手するのは申し訳ない気持ちになるし
もったないことをしてしまったな…熱いそろそろ水風呂に入ろう。

 

 

ぜひ心が疲れたら、門前湯でタイムトラベル銭湯を実践してほしい。

 

1人でサウナ室に入った方がトリップしやすいから流行になって欲しくない気持ちもあるが
お客さんがいないと、この時空装置が使えなくなっちゃうので
このブログ位でアピールするのがちょうどいい。

 

 

そして現代へ…

 

 

自動販売機があるのに銭湯はこの冷蔵庫システムをまだ導入している
それがいい、世の中新しくなるだけがいいってもんじゃない。

 

牛乳ください。

 

やきいもの常連でもある番台のお母さんに告げて水分補給をする。

 

 

牛乳を購入

 

 

前回の唐揚げ定食と銭湯代、牛乳でおよそ1,500円。
この日、番台さんが3本お芋を買ってくれたのでトントン。

 

ちょうどこの日は3月11日。

些細な幸せを今日も噛みしめつつ
どうせ生きるなら変に自ら不幸な気分に向かうことはせずに
なるだけその辺にある幸せ成分を享受しながら過ごしたいと思う1日なのでした。

 

 

 

 

竹:「さて…さくらんぼ熱唱しながらドライブして伏見に帰るかね」

 

 

 

 

 

となり同士あなたと私さくらんぼ。

 

 

 

 

 

 

無論、助手席には誰も座っていないのであった。

 

 

 

 

ほなほな

 

 

 

 

 

『さぁ!竹村のあしたはどっちだ⁉︎』

 

 

 

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